哈爾浜(ハルビン)工業大学重慶研究院の翌翔無人機チームが独自に開発した国内初の太陽光・水素エネルギー無人機がこのほど、明月湖で順調に初飛行を完了した。
「ハイブリッド」無人機の初飛行は、太陽光と水素エネルギーを結びつけた中国初の画期的なエネルギーシステムの正式な誕生を意味し、無人機の航続能力と環境保護性能を大幅に高めることが可能だ。
同チームの責任者によると、太陽光と水素を組み合わせた同機は、効果的に相互補完するエネルギーシステムを形成。つまり日中は太陽光で充電し、夜間または曇りの日は水素エネルギーにより原動力を維持。この相互補完によりドローンは全天候型の作業能力を持ち、その使用範囲が大幅に拡大した。電力点検、森林防護、河川監視、信号中継、環境保護など複数の分野で導入可能だ。特に離着陸や充電メンテナンスの回数とシフト管理を大幅に減らし、作業効率を大きく高め、人員及び資金の投入を減らし、市場応用の高い将来性を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月20日