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中国の天地をくつがえす変化を目にした インド中国問題学者

中国網日本語版  |  2024-09-29

中国の天地をくつがえす変化を目にした インド中国問題学者。

タグ:中国 変化

発信時間:2024-09-29 16:30:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「新中国成立当初の一に貧窮、二に空白の状態から、現在は繁栄し豊かに強くなった。これは並々ならぬ道のりだった」。インドのジャワハルラール・ネルー大学中国・東南アジア研究センター主任で中国問題学者のB.R.ディーパク氏はこのほど、『環球時報』の独占インタビューに対しこのように話した。ディーパク氏は1991年にジャワハルラール・ネルー大学で本科と修士課程を修了した後、北京大学で歴史を専攻し、中国の急成長を見てきた。ディーパク氏は自身と中国の縁について話し、3大グローバルイニシアティブは貧困撲滅などの分野にスポットを当て、人間を中心にしていると強調した。

 環球時報:1991年の中国についてどのようなことが印象に残っているか。33年が過ぎ、中国のどのような変化が最も印象深かったか。

 ディーパク氏:1991年に初めて中国を訪れた際、北京に高層ビルはほとんどなく、道路は広くなく、輸入商品は少なく、一部の場所と友誼商店でしか買うことができなかった。

 1996年と2001年に再び訪れた際に天地をくつがえす変化を感じた。中国の公共施設と地下鉄、鉄道、住宅、排水システムはかつてないほど発展し整備された。大学に世界各地から学生が殺到した。高層ビルがそびえ立ち、大型ショッピングモールが次々とでき、今では海外ブランドの商品も中国で製造されている。町は出稼ぎ労働者であふれ、巨大な建設能力は未来の基礎を固めている。

 中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して以降、工業化と現代化がさらに進んだ。2000年、中国の国内総生産(GDP)は約1兆2000億ドルになり、2021年には17兆8000億ドルにまで増えた。21世紀の2つ目の十年に、中国は地域と世界の主要貿易パートナーになったと同時に、米国との技術面の差を縮めた。

 新中国成立当初の一に貧窮、二に空白の状態から、現在は繁栄し豊かに強くなった。これは並々ならぬ道のりだった。1949年、中国は農業国で、農業は経済において重要な位置を占め、平均可処分所得はわずか49.7元、平均寿命は35歳前後だった。現在、中国の66%の人が都市部で生活し、中国の平均収入は約1万3000ドルに、平均寿命は78歳前後に達している。

 環球時報:中国の発展と国際社会への貢献、特に中国が打ち出した3大グローバルイニシアティブ、「一帯一路」共同建設イニシアティブ、および人類運命共同体などの理念をどのように見ているか。

 ディーパク氏:これらのイニシアティブは新時代の中国の外交の新たな柱になっていると思う。中国は人類運命共同体の構築を推し進めており、中国の特色ある大国の外交と「一帯一路」共同建設イニシアティブが重要な部分となっている。前者は相互尊重、平等、相互利益を基礎とし中国と米国およびその他の国との関係構築を強調し、後者は中国と他国の協力を主とし、各分野の能力構築を目的としている。

 グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブは人類運命共同体の枠組みに組み込まれている。これらのイニシアティブの一部の明確な目標は貧困撲滅、食糧安全保障、グリーン発展などを含み、どれも人間を中心にしている。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月29日

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