工業・情報化部の金壮龍部長は17日、2024世界スマートコネクテッドカー大会の開幕式で、「中国のスマートコネクテッドカー産業体系がほぼ形成され、基礎半導体、センサ、計算プラットフォーム、シャーシ制御、ネットワーク連携クラウド管理などを含む整った産業体系を完成させている。マンマシンインタラクションなどの技術で世界をリードし、ステアバイワイヤやアクティブサスペンションなどの技術でブレイクスルーを加速している」と述べた。

金氏によると、中国のスマートコネクテッドカー産業は専精特新（専門化・精密化・特徴化・新規性）の「小巨人」企業を400社弱育成している。5社のレーザーレーダー企業の販売台数が世界トップ10に入り、9社の自動車メーカーが開発した条件付きの自動運転モデルがテストを認められている。さらにインフラの設置も加速中だ。中国全土の50以上の都市でスマートコネクテッドカー路上テスト実証が実施され、3万2000キロの道路がテストに向け開放された。約1万キロメートルの道路スマート化改修が完了し、8700セットを超える路傍ユニットが設置された。

工業・情報化部は今後、産業の基礎的能力を高め、新型産業エコシステムを構築する。インフラ体系を整え、産業の発展環境を最適化し、中国のスマートコネクテッドカー産業の質の高い持続可能な発展を促進する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年10月18日