第7回中国国際輸入博覧会(輸入博)が11月5日、上海市で開幕した。外国の指導者と国際組織の責任者は開幕式で挨拶し、輸入博は中国の開放・包容と大国としての役割を顕示し、中国の特大市場の魅力を示し、世界各地の企業に協力の場と発展のチャンスを提供し、世界の持続可能な発展の促進とよりよい繁栄した未来に原動力を注いだと話した。
マレーシアのアンワル首相は、輸入博は世界各国の企業、特に中小企業に自身の能力と実力を示す機会を与え、各方面が投資を誘致しチャンスを拡大できる場を提供したと述べた。
カザフスタンのベクテノフ首相は以下のように述べた。輸入博は国際経済協力を強化する重要な場になった。カザフスタンにとって、輸入博は海外パートナーとの国際協力の拡大を後押しし、カザフスタンの商品の国際市場進出に新たなチャンスを提供した。今後、カザフスタンは中国とEC、交通物流、グリーン技術、デジタル化などの分野で協力を強化したい。
セルビアのブルナビッチ首相は以下のように述べた。輸入博は商業発展のためだけでなく、友好と理解を増進するためでもある。各国の企業がここで出会い、世界各地の人たちがここに集まり、異なる文化と風習がここで交わり、平等に交流の情報を外部に発信する。セルビアと中国の友好は深く、セルビアは中国と兄弟のような友好関係を今後も深め、よりよい未来を築いていきたい。
世界貿易機関(WTO)のオコンジョイウェアラ事務局長は以下のように述べた。中国は2001年にWTOに加盟して以降、WTOを支持し、最後進国が能力を形成できるよう重要な貢献をしてきた。地縁政治的な緊張状態が激化し、世界の貿易投資に亀裂が生じる中、世界の政界・商界のリーダーは協力し、多国間貿易関係の維持と改革に取り組み、変化し続ける世界経済構造に対応する必要がある。
国際連合貿易開発会議(UNCTAD)のグリンスパン事務局長は、「中国は輸入博を開催し、開放的な精神で世界の企業の繋ぎ、パートナー関係を樹立させ、より繁栄し相互接続された世界経済を構築してきた。中国の輸出入は世界各地に深い影響を与えている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月9日