独経済諮問委員会が13日に発表した経済予測報告書によると、ドイツの来年の国内総生産(GDP)成長率は0.4%のみとなる見込みだ。この予想値は今年5月の0.9%から大幅に低下した。
報告書によると、ドイツ経済は2020年のコロナ禍以降の停滞期を脱していない。ドイツの過去5年間の実質GDP成長率は0.1%のみで、海外と比較すると非常に低い。専門家は経済疲弊の主因として、工業の疲弊及び個人消費の持続的な低迷を挙げた。賃金はやや増加したが、消費は予想ほど回復していない。また建設業も成長の足を引っ張り続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月14日