国家統計局が先ほど発表した10月の70大中都市分譲住宅販売価格変動状況によると、中国1級都市の住宅市場の価格下げ幅が縮まった。10月の1級都市の新築分譲住宅販売価格は前月比0.2%低下で、下げ幅が前月より0.3ポイント縮まった。うち上海は0.3%上昇、深センは0.1%上昇で、北京と広州は0.7%低下。
また1級都市の中古住宅価格が13カ月ぶりに上昇し、9月の1.2%低下から0.4%上昇となった。うち北京は1.0%上昇、上海は0.2%上昇、深センは0.7%上昇で、広州は0.4%低下。
上海易居房地産研究院の厳躍進副院長は、「1級都市の中古住宅価格は業界回復の風見鶏で、データが50を上回ったという報道が最近多い。これは市場が安定化し、好転していることを意味する。同指標が現在の住宅価格関連指標の中で真っ先にプラス化した指標である。今後その他の指標の持続的なプラス化をけん引することになる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月18日