第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会（サプライチェーン博）が26日、北京市で正式に開幕した。「世界を連結、未来を共に創造」をテーマとし、産業チェーン及びサプライチェーンの国際協力の促進に焦点を絞る。

　本サプライチェーン博は先進製造チェーン、クリーンエネルギーチェーン、スマートカーチェーン、デジタルテクノロジーチェーン、健康生活チェーン、グリーン農業チェーンの6大チェーンと、サプライチェーンサービス展示エリアを設置。また中国国際展覧センター（朝陽館）でグリーン農業チェーンサブ展示エリアを設置。

　本サプライチェーン博は「チェーン式」の考え方をより強調し、展示ブースの分布と展示エリアの設置において各チェーン川上・川中・川下重点部分を全フローで展示することで、中小企業と大企業の結びつきと相互補完を促す。第2回サプライチェーン博は各チェーンの新製品、新技術、新工法、新材料を集中的に展示する。中交集団、康寧、ナイキなどが全産業チェーンの構成及びエコシステムを初展示する。マースク、住友電工、強脳科技などが70点を超える製品を初公開する。

　中国国際貿易促進委員会弁公室の于毅主任は、「本サプライチェーン博が提供するシーンは、単純な商品展示や契約締結ではなく、世界のサプライチェーンの川上・川中・川下企業間の交流と協力をより重視する。出展業者が自身及び提携先のサプライチェーンにおける正確な位置をより良く識別し、発掘できるようにする。サプライチェーン博を通じ、最もマッチする将来性の高い協力を促進する。サプライチェーン博が注目するのは短期的な取引ではなく、長期的な協力だ。商品の取引ではなく、産業の協力だ」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年11月26日