中国物流・購買連合会と国家統計局サービス業調査センターは30日、11月の中国の製造業購買担当者指数(PMI)を発表しました。11月の製造業PMIは50.3で、前月より0.2ポイント上昇しました。
最近の動向を見ると、製造業PMIは3カ月連続で上昇しており、2カ月連続で景気の拡大縮小の境目である50を上回っています。
中国マクロ経済研究院の張燕生研究員は、「9月下旬以降、段階的な増量政策が導入されてから、10月のPMIが全面的に回復し、11月も引き続き回復基調を見せていることは明らかだ。この変化は非常に喜ばしいものであり、予測の管理や信頼回復の促進において比較的良い成果を上げている」と述べました。
また、ある専門家は、既存の政策と段階的な増量政策は、新たな成長動力や消費財製造業の推進効果が顕著であるとしています。なお、11月の設備製造業PMIは51.3で前月と同水準、ハイテク製造業PMIは51.2で前月比1.1ポイント上昇しました。(MOKU、MI)
「中国国際放送局日本語版」2024年12月1日