EU駐在中国使節団の報道官は、EUの中国企業に対する謂れなき制裁に関する記者からの質問に回答した。同使節団が微信公式アカウントで発表した。
質問:EUは16日、対露制裁第15弾の中で中国企業を再びリストに入れ、かつ中国の実体にいわゆる「全面的な制裁」を初めて実施すると発表した。中国側はこれについてどう論評するか。
答え:中国側は国際法の根拠なき、国連安全保障理事会から許可が下りていない一方的な制裁に一貫して反対している。EU側の中国企業及び公民に対する謂れなき制裁とリスト入りについて強い不満と断固反対を表し、すでにEU側に厳重抗議している。
中国側は終始、ウクライナ問題について客観的で公正な立場を保ち、積極的に和平交渉を促している。衝突の当事者に致死性兵器を提供しておらず、ドローンを含む軍民両用物資の輸出を厳しく管理し、ドローン輸出に対して世界で最も厳しい規制措置を講じている。
我々はEU側に対して、中国側への責任の押し付けと中傷を、中国企業及び公民の合法的な利益を損ねる間違ったやり方を、中国側と多国の正常な経済貿易往来への干渉を即刻停止するよう求める。中国側は中国企業及び公民の正当で合法的な権益をしっかり守る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月18日