国務院発展研究センターが発表した最新の「中国発展報告書2024」によると、2023年の中国の伝統産業のモデル転換及び高度化の成果・効果が顕著で、現代化産業体系の建設が持続的に推進された。ハイテク業界の半導体製造装置の付加価値額は31.5%増で、宇宙船製造は23.5%増、航空機製造は10.8%増と、製造業の平均5.0%の増加率を大きく上回った。また製造業製品品質合格率が前年より0.36ポイント上がり93.65%となった。
スマート化製造について、電子部品及び機械・電力モジュール設備製造の付加価値額は29.8%増で、集積回路製造は10.3%増。スマートカー製造は60%増で、無人飛行機製造は20.5%増。23年末時点で国家級スマート製造モデル工場が421にのぼっている。
グリーンな発展も加速中だ。23年末時点で全国で完成済みのグリーン工場は5095で、製造業の総生産高に占める割合は17%以上。23年には104のグリーン工業パークと205社のグリーンサプライチェーン管理企業が増加。これはグリーン工場及びパークの数の急増を示すものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月17日