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不動産市場 現在の状況と来年の取り組み

中国網日本語版  |  2024-12-17

不動産市場 現在の状況と来年の取り組み。

タグ:中央財経委員会弁公室 中央経済活動会議

発信時間:2024-12-17 14:50:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

11、12日開催の中央経済活動会議は、各界から注目を浴びている。中央財経委員会弁公室の関係者は会議後直ちに新華社などの取材に応じ、2024年中央経済活動会議の精神について深く解説し、現在の経済のホットな問題について回答した。

質問:現在の不動産市場の状況をどう見るか。来年の不動産活動はどう取り組むか。

答え:党中央の力強い指導を受け、関係者は近年、不動産リスク解消に向け多くの活動を行っており、政策の奏効が加速している。9月26日の中央政治局会議で不動産市場の下げ止まり及び安定化の手配がなされると、各部門は従来の政策の実施と追加政策の発表に注力し、地方政府は積極的に行動した。社会の期待感が効果的に高まり、不動産市場の下げ止まり及び安定化の積極的な流れが見えた。中央経済活動会議は来年の不動産活動を手配し、住宅市場をしっかり安定させ、不動産市場の下げ止まり及び安定化に持続的に取り組むと強調した。これについては、次の3点をしっかり把握する必要がある。

(一)需要の引き出し。中国の新型都市化は持続的に推進中で、都市ストックの最適化調整にも大きな余地がある。人々は質の高い住宅に新たな期待を寄せている。詰まりの解消に力を注ぎ、住民の1軒目購入及び買い替えの需要をより良く満たす。都市更新に取り組み、城中村及び危険・老朽化家屋の改修に注力し、条件が比較的整っている、住民による改修の願いが切実なプロジェクトを早急に推進する。都市別の施策で規制を減らし、発表済みの住宅ローンや税制措置をしっかり実行し、住宅購入費を着実に減らす。

(二)供給の改善。分譲住宅の建設は新規を減らし、ストックを改善し、質を上げる。新規不動産事業への土地供給を合理的に抑制する。中央はすでに、遊休中の余った土地の活性化やストック分譲住宅の購入に地方政府債券を使用できるとし、操作可能な方法の改善を急ぐとした。ストック分譲住宅の購入は、購入主体、購入価格、住宅の用途などの面で都市政府の自主権を高める必要がある。各種措置で商業用不動産を活性化する。安全で快適でグリーンでスマートな住宅の建設に力を注ぐ。都市不動産融資協調メカニズムの力を十分に発揮し、住宅引渡保証の攻略戦でしっかり勝利を収める。

(三)モデル転換の促進。不動産業界のモデル転換を着実に、秩序正しく促進し、不動産発展の新モデルの構築を急ぎ、伝統的な発展モデルの弊害を根本から解消し、不動産の質の高い発展を促す。住宅供給体系を改善し、業界のモデル転換と発展を促進する。住宅、土地、金融、財務、税制などの基礎的制度を健全にする。不動産市場の下げ止まり及び安定化に直接けん引力を発揮する制度の建設と政策措置を早急に実行に移す。

全体的に見ると、中国の不動産問題は前進・モデル転換中の問題だ。各種政策措置の全面的な実行と持続的な奏効に伴い、市場がさらに安定化し、業界の回復が加速する。不動産発展の新モデルの構築が加速し、不動産の質の高い発展も徐々に実現される。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月17日

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