「DIVE IN（飛び込む）」をテーマとする世界コンシューマーエレクトロニクス見本市「CES 2025」が、1月7−10日にかけて盛大に開催される。15万人以上の業界関係者と4000社以上の出展業者が米ラスベガスに集まり、最先端のイノベーションの成果を展示する。

香港紙「南華早報」は、「CES公式サイトで発表された名簿によると、中国企業1300社超が今回ラスベガスの見本市で最新製品を発表する。登録済み出展業者4500社の4分の1以上を占め、中国が今年最大の海外出展業者となる。香港地区も史上最大規模のテック企業代表団をCESに派遣する」と伝えた。

「Digital Trends」によると、レノボは今回ローラブル技術を搭載した「ThinkBook Plus Gen6 Rollable」を公開する。情報によると、このノートPCは一般的な製品のように見えるが、側面のボタンを押すとディスプレイが上に伸び、徐々に大きくなり、一般的なノートPCのディスプレイのほぼ2枚分になる。このディスプレイ大型化の世界ではコンパクトなノートPCを受け入れられない人が増えてきたが、レノボの今回の画期的なデザインは多くの人から好評を博すことだろう。

報道によると、TCLやハイセンスも錚々たるラインナップで出展する。阿里雲（アリババクラウド）とBYDバッテリー公司も今年のCESに復帰する。昨年出展したバイトダンスは今年欠席するが、TikTokの多くの展示ブースを設ける。中国自動車テクノロジー企業の小鵬匯天も先ほど、CESでモジュール化空飛ぶクルマ「陸上空母」製品を出展すると発表した。中国メーカーは先端技術を展示する他、グローバルパートナーを探し地政学的な変動に対応する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年1月7日