まもなく到来する春節(旧正月、2025年は1月29日)を前に、多くの老舗ブランドは消費シーズンを先取りしようと、消費体験シーンを打ち出し続けている。
北京のある老舗菓子店を取材したところ、餅つき体験イベントが多くの若者の興味を引いていた。
この老舗ブランドは近年、北京で従来の店舗とは異なる新たなテーマ店舗を次々と打ち出している。これらはいずれも没入型体験店舗からインタラクティブを重視した店舗などで、各店舗では斬新な菓子も数多く販売されている。こうした店舗の展開で、来客数が3倍になっただけでなく、その販売数も増加しているという。
現在、デリバリー産業が発展し続けているのを受け、老舗食品ブランドもデリバリー事業の経済利益を拡大し続けている。つい先日、湖北省のある老舗レストランは、武漢光谷生物城に新たにサテライト店をオープンした。店内は60平方メートルと広くはないものの、多くの客が押し寄せている。
老舗レストランの従来のような大きな店舗と異なり、サテライト店はコンパクトで開店場所を選びやすいといった優位性を備えており、「小さくて素敵な」オフライン体験店を展開すると同時に、デリバリープラットフォームのデジタル化サービスを十分活用し、オンラインとオフラインを結び付けることで、より幅広い消費者層を惹きつけている。(編集TG)
「人民網日本語版」2025年1月27日
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