外交部の郭嘉昆報道官は13日、「中国消費市場の活況が反映するのは需要の回復だけでなく、中国経済の発展に対する各界の自信の深まりもそうだ」と述べた。

同日の定例会見で、記者からは「世界の複数の金融機関はこのほど2025年の経済見通しを発表し、中国の質の高い発展が徐々に奏功しており、消費及びサービス業の割合がさらに上がるとの見方を示した。先ほどの春節連休中、中国の消費関連業界の売上高が1日平均で前年同期比10.8％増となった。うち商品消費は同9.9％増、サービス消費は12.3％増で、越境観光全体の注文件数は同3割増となった。シティ・グループは報告書の中で、中国は巳年に好発進したと指摘した。報道官はこれについてどう論評するか」という質問があった。郭氏は次のように回答した。

巳年の春節、中国の消費市場は春の潮が押し寄せた。国潮文化、無形文化遺産体験、氷雪経済、消費財買い替えが空前の熱狂ぶりで、デジタルトランスフォーメーションと科学技術エンパワーメントが新たな消費業態を生んだ。中国の消費市場は現在、量から質への変革を実現している。海外の年越し用品は供給と販売が好調で、中国と海外の観光客が相互往来した。中国の特大規模の消費市場は各国に大きな協力のチャンスを提供した。

中国の消費市場の好調は中国の経済構造の持続的な最適化、内部から生み出される原動力の顕著な強化、発展の強靭性の持続的な向上を示す。追加政策パッケージの実施と奏功に伴い、中国はその質の高い発展と高水準の対外開放により、世界経済成長により大きな自信と原動力を注ぐ。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年2月14日