「哪吒2」が「風火輪」を踏み、国内外で熱狂を巻き起こしている背後に、中国の映画産業は「史上最強」の春節映画を迎えた。哈爾浜(ハルビン)開催のアジア冬季競技大会は、「氷雪世界も金山銀山」という氷雪経済の力強い発展を示した。消費市場は需給共に旺盛で、中国経済の溢れんばかりの活力を見せた。「巳年の中国は好発進した」と、世界は春節後、中国経済の春らしさを実感した。
国際通貨基金(IMF)はこのほど、2025年と26年の中国経済の成長率の予想値を引き上げた。仏サノフィや独フォルクスワーゲンなどの外資は連日、中国事業を拡大している。HSBCなどの多くの外資系機関は25年の世界投資見通しを発表し、中国市場への期待を維持した。
シンガポール華字紙「聯合早報」(Web版)はこのほど、「日本自動車大手のトヨタは高級ブランド・レクサスの電気自動車(EV)工場を上海で投資・建設し、初めて中国で100%出資で工場を建設する日本自動車メーカーになる」と伝えた。トヨタによると、新会社はレクサスブランドの新型EVを研究開発し、27年に生産を開始する予定だ。工場の初期の年間生産能力は約10万台で、約1000人分の雇用を創出する見込みだ。AFP通信は、「これはテスラ上海工場に続き2番目の、完全に外資が保有するEV工場だ」と伝えた。
ロイター通信と米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」(Web版)は、中国国務院が今年は国内の消費刺激に取り組み、同時に雇用創出にとって極めて重要な外資系企業を安定させることを約束したことに注目した。ポルトガルの週刊誌は、「内需拡大及び消費促進などの政策調整により、中国経済は安定的な前進を保ち、世界経済成長の最大の推進力であり続ける」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月17日
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