2025年常州デジタル人民元紅包(第1期)公共交通モビリティ特別イベントの募集が18日、始まった。デジタル紅包を受け取ることができれば、期間限定の一定金額以上購入による割引を受けられ、0.01元で移動できる。25年に入りすでに北京市や深セン市などがデジタル人民元紅包の支給による消費促進イベントを実施している。
中国(上海)自由貿易区研究院金融研究室の劉斌主任は「証券日報」に、「デジタル人民元の技術的特性は、正確な消費促進に非常に適している。スマート契約技術により消費補助の使用条件を詳細に設定し、利用者の申請及び受給の利便性を高める。複数の試行地域はスマート契約機能を利用し、デジタル人民元紅包類消費刺激措置を打ち出し、実行可能性・安全性・有効性を示した。デジタル人民元は将来的に、消費促進においてより大きな力を発揮するだろう」と述べた。
全体的に見ると、各地は現在デジタル人民元の普及を急いでいる。業界関係者によると、試行の持続的な掘り下げに伴い、デジタル人民元はすでに急発展の時期を迎えているという。
越境応用シーンの構築を積極的に推進し、多国間中央銀行デジタル通貨ブリッジを活用した越境決済業務を行う。企業と個人によりスムーズで低コストで安全な越境決済を提供する。
中国銀行研究院の葉銀丹研究員は、「デジタル人民元は小売、公共サービス、交通、教育などの日常決済分野で広く使用されている。伝統的な小売店、スーパー、飲食店などの業界で普及している。ECサイト、オンラインチケット購入、フードデリバリー決済などの分野での応用がさらに深まる。特に越境ECや国際決済などの分野で、デジタル人民元は世界のECにより便利でスムーズで低コストな決済体験をもたらすことができる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月18日
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