春節連休は終了したが、中国の春の文化観光市場は依然として盛況だ。オフピーク旅行や花見旅行が多くの観光客の新たな選択肢になっている。「春の経済」がますます盛り上がり、消費市場に新たな活力を注いでいる。
オフピーク旅行が新たなトレンドに
オンライン旅行プラットフォームデータによると、現在から清明節前にかけて、各地の航空券及びホテルの予約が高い数値を保っており、オフピーク旅が新たなトレンドになっている。
旅行先を見ると、南部と北部が依然としてオフピーク旅行の主な選択肢になっている。哈爾浜(ハルビン)開催のアジア冬季競技大会のけん引を受け、東北地区の氷雪観光は連休後も変わらず盛況で、長白山、哈爾浜、瀋陽などの人気が高い。人々は天気が暖かくなったが氷雪が残っているこの時期に、氷雪世界の楽しさを満喫している。連休後の1週間、哈爾浜氷雪大世界だけでも来場者数が60万人を超え、春節連休中とほぼ同水準となった。
海南省の亜竜湾では、「海上飛竜」などのマリンスポーツが大人気だ。陸上の潜水拠点では海洋の自然景観を完全に再現し、観光客に一風変わった体験を提供できる。三亜天涯小鎮の連休後の民宿客室稼働率は90%。
「シルバー族」が連休後の観光の主力軍に
シルバー族は、連休後のオフピーク旅行の主力軍になっている。データによると、連休後1週間の60歳以上の高齢者による航空券予約件数は、春節連休中より34%増加した。避寒、自然風景、伝統文化は、高齢者のオフピーク旅行のキーワードになっている。
キャンプ経済が盛況
連休後に気温が上がり、「現地旅行」「近場旅行」も徐々に熱を帯びている。アウトドアイベントへの熱意も高まっている。
アブラナが開花、花見経済が農産物の消費をけん引
福建省厦門(アモイ)市同安区蓮花鎮の蔗内村で、面積200ムー以上のアブラナが開花シーズンを迎えた。花畑、青い空、白い雲、青々とした山と緑色の水が魅力を引き立て合い、この上なく美しい。観光客は花畑を散策し、立ち止まり撮影を楽しむ。花を観賞した後、村の農家の宴により、村人の素朴さと温かさを感じられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月19日
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