今年の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)では、「現地に適した形での新たな質の生産力の発展」が代表が熱心に議論する話題になっている。多くの代表はさらに最新の生産もしくは研究開発の成果をもたらし、共有した。
重慶代表団の滞在先で、全国人民代表大会(全人代)の王志傑代表が出したAIロボット犬が、多くの代表の好奇心を呼び起こした。
このコンパクトなロボット犬は重慶企業が設計・研究開発・製造。小さいが、AIやコア制御モジュールなどの多くの新技術を集め、人とスムーズに交流できる。王氏によると、これも重慶の現地に適した形での新たな質の生産力の発展の縮図だ。
海南代表団の滞在先では、海南現地の特色を持つ新たな質の生産力の育成・成長に関する近年の成果が展示された。これには南繁育種基地で新たに育成された種子も含まれた。全人代の陳凡代表は崖洲湾国家実験室から来た。陳氏によると、稲、ジャガイモ、トウモロコシなどの多くの食糧用作物の種子が南繁育種基地の育成を経て、生産量が増え品質が上がった。同実験室の海南省での育種面積は現在20万ムー以上。
会議で議論を掘り下げ、会議後に交流を広める。多くの代表は、新たな質の生産力の発展促進で各地が近年手にした新たな成績を共有した。広東代表団の開放日で、全人代の陳志列代表は新たに生産されたAIコードリーダーを披露した。山東代表団のグループ別議論で、全人代の楊其峰代表は世界最大直径のスマートシールドマシンの模型を披露した。河南代表団で、全人代の李蓬代表は大学の科学研究成果が実験室から出て、鉱産物企業のモデル転換及び高度化を後押ししたエピソードを語った。黒竜江代表団で、全人代の郭宏偉代表は新たに研究開発されたセンサーを披露した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月11日
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