米ブルームバーグは25日にウェブサイトで、「中国の『エンジニアのボーナス』に大きなリターン」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
DeepSeekは世界の中国への見方を変えた。中国の「エンジニアのボーナス」がついにリターンを手にした。公開されたデータによると、中国のエンジニア数は2000−20年の間に約520万人から約1770万人に激増した。この人材規模により、中国は製造業の高度化の可能性を手にした。
DeepSeekの登場を驚くべきではない。大規模な人材バンクそのものにより、中国は画期的な技術を発表するより大きなチャンスを手にする。ポールソン研究所のシンクタンク「MacroPolo」のデータによると、2022年の世界上位20%のAI研究者のうち47%が中国の大学を卒業した。米国は18%のみ。
中国がどのような成果を手にするかを判断する際に、中国のトップ1%の科学技術者たちだけを見るべきではない。今や順位が低い大学や、小都市で生活する卒業生が、目もくらむようなイノベーションを手にし華々しく登場している。この状況は中国の指導者の高等教育に対する重視のおかげだ。またエンジニアリングは院生の間で最も人気の専攻の一つとなっている。
中国のエンジニアたちはまだ若く、低コストで、数も十分だ。そのため彼らは中国の新たな可能性を創り、さらにはバイオテクノロジー、人型ロボット、AI応用の研究開発分野で西側と渡り合えるほどだ。
中国が自国のエンジニアを利用し、新たな成長源を切り拓くためいっそう努力することは間違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月27日
|
|
![]() |