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中国独自、重量貨物輸送鉄道スマート操車システムが使用開始

中国網日本語版  |  2025-03-26

中国独自、重量貨物輸送鉄道スマート操車システムが使用開始。

タグ:スマート

発信時間:2025-03-26 15:32:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国家エネルギー集団の発表によると、中国が独自に研究開発した初の重量貨物輸送鉄道スマート操車システムがこのほど使用開始された。

国家エネルギー集団朔黄鉄道黄驊港駅遠隔操作台で、職員がスマート操車システムを使い双源式機関車を動かした。5394トンの石炭を積む列車は正確に指定ポイントに停車し、荷下ろし作業を開始した。

朔黄鉄道黄驊港駅は中国最大の石炭が海を出る鉄道駅で、年間石炭輸送量は2億1700万トン。1日平均160本・1万両以上の石炭貨物列車が荷下ろしと再編成を行う。従来であれば操車作業は駅の職員が何度も進行ルートを並べ替え、制御を繰り返し、入換機関車の運転手と協力し正確に操作する必要があった。接続員は列車に登り、屋外で作業をしなければならなかった。

安全と効率を保障するため、国能朔黄鉄路公司は鉄道科学研究院などの科学研究機関と協力し、スマート操車技術体系を構築した。これは作業自動計画、進路自動設定、入換機関車自動運転、屋外無人化、安全自動早期警戒などの機能を持つ。

説明によると、今回使用開始された重量貨物輸送鉄道スマート操車システムは、伝統的な操車作業における「計画を何度も調整し、人が頻繁に共同作業し、安全は経験が頼み」という問題を解消する。データによると、黄驊港駅の操車計画の自動化率は85%に、進路スマート調整率は95%以上に、操車連携制御自動化水準は99%にのぼっている。駅の年間輸送能力は約1056万トン増加。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月26日


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