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欧米の企業重役が北京に集結、実際の行動でデカップリングに反対

中国網日本語版  |  2025-03-26

欧米の企業重役が北京に集結、実際の行動でデカップリングに反対。

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発信時間:2025-03-26 15:18:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国発展ハイレベルフォーラム2025年年次総会が今月、世界のビジネス界で注目の的になっている。21カ国のグローバル企業から86人の正式な代表者が出席。「国际商報」の統計によると、米国企業は27社で、欧州企業は28社。その中にはシーメンス、BMW、アップル、ネスレ、HSBCなどの有名企業が含まれる。金融、保険、医薬品、ヘルスケア、自動車製造、食品消費など多くの業界に渡る。

一部の西側政治家が対中「デカップリング及びチェーン寸断」を騒ぐ政治の雰囲気においても、欧米の企業重役は北京に集結し、実際の行動によって中国のチャンスを掴んでいる。

中国米国商会の最新の調査報告書によると、米国消費業界の回答企業の7割弱が、2025年に対中投資を増加する予定とした。中国ドイツ商会は、回答企業の92%が中国事業を維持し、過半数の企業が2年内に投資を増やす予定とした。

グローバル企業が続々と投資を拡大しているが、この東洋のホットな国にはどのような魅力があるのだろうか。

中国は巨大な市場の潜在力と成長のチャンスを持つ。中国の人口は14億人以上で、市場の容量が大きく多層的で、高い潜在力を秘めている。十年以上に渡り世界2位の商品消費市場、世界最大のオンライン小売市場を維持している。

統計によると、中国で24年に新設された外資系企業数は前年比9.9%増の5万9000社。外資系企業の過去5年間の対中直接投資収益率は9%で、世界の中でも高い水準となっている。

ノバルティスのヴァサント・ナラシンハンCEOは、「中国市場は当社にとって成長が最も目覚ましい市場の一つだ。24年の売上は前年比21%増で40億ドル弱にのぼった」と述べた。

アストラゼネカは中国でその確かな基礎、経験豊富な研究開発チーム、世界レベルの生産拠点により、世界の70以上の国に中国製の薬品を提供している。アストラゼネカはこのほど、中国で25億ドルを投資しグローバル戦略研究開発センターと高基準産業化プロジェクトを建設する契約を交わした。アストラゼネカのパスカル・ソリオCEOは、「中国はグローバル産業チェーンの重要な一環であり、さらにグローバル化の重要な推進者だ」と述べた。

中国のイノベーション力が近年着実に成長し、科学技術イノベーションと産業の革新的な融合が持続的に強化中だ。多くのグローバル企業は、グローバル戦略に中国のイノベーション体制を取り込むことで、世界競争力をより良く高められると見ている。

メルセデス・ベンツは中国で、ドイツ以外で最も充実した研究開発ネットワークを構築した。北京市と上海市で2000人以上の専門家による研究開発態勢を整えた。

シュナイダーエレクトリックのジャン=パスカル・トリコワ会長は、「当社は中国進出から35年で30の工場と物流センターを構えている。これには21の世界レベル『ゼロカーボン工場』と2の世界レベル『ライトハウス』が含まれる」と述べた。

中国の豊富なイノベーション資源は、外資系企業の技術や管理などの強みと共に協力の火花を散らし、互恵とウィンウィンを実現している。

外資参入規制の「引き算」と、ビジネス環境最適化の「足し算」。欧米のビジネスリーダーは行動により、「脱リスク」か「脱協力」かの答えを出した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月26日

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