韓国・聯合ニュースは10日、「韓国自動車モビリティ産業協会が10日に発表した『2024年世界自動車生産現況』報告書によると、韓国の24年の自動車生産量は前年比2.7%減の413万台で、世界ランキングで前年より1ランク下がり7位になった。1−6位は中国、米国、日本、インド、ドイツ、メキシコ」と伝えた。
韓国の自動車生産量の減少には多くの原因がある。「韓国経済新聞」(Web版)によると、韓国の自動車産業は内需低迷と世界的な競争の激化により、産業の基礎が脅かされている。報告書によると、潜在的な内需の減少により、今年に需要が回復したとしても生産量を押し上げる効果は顕著にならないという。報告書は、中国自動車業界が今年、世界市場における影響力をさらに高めることと、さらに米国が予定している追加関税などの要素により、韓国の自動車輸出量が減少すると予想した。
韓国のSBSテレビは、自動車生産がさらに低迷すれば、部品などの川上・川下産業に悪影響が及ぶと伝えた。韓国工業連合会(Federation of Korean Industries)はこのほど、韓国の製造業は「未曾有の危機」に直面していると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月11日
|
|
![]() |