海口税関が19日に発表した統計データによると、海口税関が2011年4月から25年3月16日にかけて監督管理した離島免税購入額は2501億元、購入者は4500万人、購入件数は3億1800万件だった。
離島免税ショッピングは海南の観光消費の「金看板」だ。政策実施から14年に渡り9回調整され、離島旅客免税購入限度額が当初の5000元から10万元に、免税品目が18から45に拡大された。海南離島免税店の経営面積は現在50万平方メートル以上で、販売中の商品は約15万種。
出境消費の分流や人々の消費観念の変化などの影響を受け、海南離島免税は2024年より販売の圧力を受けている。海口税関の最新の統計によると、今年1−2月の免税購入額、購入者数、購入件数という3指標は前年同期比でそれぞれ13.3%、28.5%、25.7%減少した。
今年の海南省政府活動報告は、離島免税政策の最適化を促し、差別化された経営を促すとした。これに向け海南省は各方面の取り組みで離島免税市場を振興しようとしている。例えば離島免税企業によるさらに多くの国際消費ブランドの導入を支援し、消費券の支給を拡大するといった内容がある。海南省商務庁は、今年第1四半期に2億元以上の離島免税消費券を支給する予定とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月20日
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