中国の資産は今年、全面的な再評価の機会を迎えた。中国の資産に対する国際投資機関の楽観ムードが高まっている。ブラックロックやフィデリティなどの大手国際投資機関は中国事業を拡大し、消費及び高配当資産の保有を増やす予定だ。ドイツ銀行は、世界の産業チェーンにおける中国の競争力の向上が、A株市場及び香港株式市場の続騰を促すと予測した。
中国の株式市場は年初から現在にかけて好調で、外資系投資機関による「中国買い」の意欲も高まり続けている。
ゴールドマン・サックスの中国株式ストラテジストである劉勁津氏は26日に発表した最新の研究報告書の中で、「中国の株価は今年に入り続騰している。MSCIチャイナインデックスとハンセンテックインデックスは年内に16%、23%上がっており、新興市場の平均水準を大きく上回っている。海外投資家の中国株式市場への興味と参加度は現在、過去4年間で最も高い水準となっている」とした。
多くの外資系投資機関は、中国株に期待し、買いに出ている。モルガン・スタンレーは26日に中国株の目標価格を再び上方修正した。これは中国上場企業の昨年第4四半期の業績が予想以上で、かつ新興市場と比べ株価がさらに上がる余地があるためだ。モルガン・スタンレーのストラテジストであるLaura Wang氏やJonathan Garne氏などのアナリストは報告書の中で、対中投資ポートフォリオの中でA株の比率を高めるよう提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月27日
![]() |
![]() |
![]() |