有名グローバル企業の経営者と国際機関の責任者が春の中国を訪れた。彼らはいずれも中国を国際事業の中心、開放と協力のパートナーとしている。先ほど閉幕した中国発展ハイレベルフォーラム年次総会や開催中のボアオ・アジアフォーラム年次総会において、多くの海外関係者は中国の高水準の開放が放つ旺盛な活力と新たなチャンスを共に目にしている。
今年に入り、中国で一連の開放措置の実施が加速している。
「2025年外資安定化行動計画」は、秩序ある自主的開放の拡大、投資促進のレベルアップ、開放プラットフォームの機能強化などの面から20件の措置を打ち出した。
中国―モルディブ自由貿易協定(FTA)が1月1日に正式に発効し、双方の95%以上の品目の関税が撤廃された。中国は現在すでに30の国及び地域と23のFTAを締結している。中国の貿易額全体のうちFTAパートナーとの貿易額が約3分の1を占めている。自由貿易の「友達の輪」が広がり続けている。
2月1日より297種の商品が、海南自由貿易港のゼロ関税原料・補助材料リストに追加された。自由貿易港の「ゼロ関税、低税率」などの政策制度体系が徐々に構築され、「封関運営」関連プロジェクトの建設がすべて完了した。
第1期・13社の外資系企業が正式に、付加価値電気通信事業の経営を正式に認められた。初の外資単独出資3級総合病院が天津で受診を開始した。中国のサービス業の開放ペースが上がっている。
高水準の開放は、ヒト・モノ・資金の流れを加速させる。
240時間トランジットビザ免除が始まってから3カ月に渡り、中国の各口岸(出入国検査場)から入境した外国人が前年同期比34.9%増の880万人以上にのぼった。
西部陸海新ルート班列の今年1−2月の貨物輸送量は前年同期比で6割弱増加し、中欧班列の輸出入貨物通貨量は同15.4%増。
今年1−2月に中国全土で新設された外資系企業は前年同期比5.8%増の7574社。英国の実行ベース対中投資額は同87.9%増で、ドイツは同54.7%増。
開放により改革と発展を促す。これは中国の改革と発展の成功の実践だ。中国は今年、高水準の対外開放の一連の重大措置を着実に推進する。越境サービス貿易ネガティブリストを全面的に実施し、サービス業の開放を安定的に進め、電気通信、医療、教育などの分野の開放の試行拡大を促す。さらに「外商投資奨励産業リスト」を改正・拡大し、先進製造業、現代サービス業、ハイテク産業などの分野を重点に項目を増やす。
開放的な中国は世界と緊密につながり、高水準の対外開放により中国経済の質の高い発展を促し、世界により多くの新しいチャンスをもたらしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月27日
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