広西壮（チワン）族自治区欽州港埠頭で、積荷が行われていた遠洋貨物船の作業員によると、コンテナ内の貨物の半分がハイテク製品で、その多くが中小企業によって作られたものだった。

中小企業が貿易の「主力軍」になると同時に、ハイテク製品が占める割合も上がっている。上海のある「小巨人」企業は、磁気浮上技術を工場の生産ラインに導入し、大型設備を正確に制御することで、生産効率を3倍上げた。

中国中小企業の経営は今年、安定しつつ前進する流れを維持している。1−2月の一定規模以上工業中小企業付加価値額は前年同期比7.5％増。多くの中小企業がハイエンド化・スマート化発展への転向を加速し、新たな質の生産力を育む重要な力になっている。

最新データによると、中国の科学技術・イノベーション型中小企業は現在60万社以上で、「専精特新」（専門化・精密化・特徴化・新規性）中小企業は14万1000社。「小巨人」企業の研究開発費が売上に占める割合は平均7％。中小企業の有効発明特許産業化率は50％以上で、2年連続で上昇。

中国は今後さらに中小企業向けに全国中小企業サービス月間、「百回・万社」大中小企業交流、中小企業・大学マッチングなどのイベントを開催する。中小企業の発展にさらに多くのサービスとサポートを提供する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月9日