招商銀行はこのほど、4月9日よりATMのQRコード利用の預金サービスを停止するとの公告を発表した。利用者は今後、同行のカードを使い同行のATMか銀行で預金サービスを利用できる。
統計によると、近年すでに50以上の銀行がカードを使わない預金・引き出しサービスを厳格化している。業界関係者によると、モバイル決済などの新型決済方法の普及に伴い、カードを使わない預金・引き出しサービスの利用頻度が徐々に下がっていることから、この調整は銀行のコスト削減及び効率向上の措置だという。また現金類サービスの安全リスクも無視できず、これも銀行による同類サービスの厳格化の重要な原因だという。
統計によると、招商銀行が上述の公告を発表するまでに、多くの銀行がカードを使わない預金・引き出しサービスを厳格化していた。業界関係者はコスト削減及び効率向上について、モバイル決済などの新型決済方法の普及に伴い、カードを使わない預金・引き出しサービスの使用頻度が徐々に下がり、同サービスの維持に高いコストがかかると分析した。またフィンテックの発展に伴い、銀行はデジタル技術により業務モデル、業務フロー、応用シーンなどを改善し、既存のATM機能を最適化・高度化し、金融サービス水準を持続的に高めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月9日
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