2日間の第2回中国人型ロボット及びエンボディドインテリジェンス産業大会が15日、北京市で開幕した。大会で発表された「人型ロボット及びエンボディドインテリジェンス産業研究報告書2025」によると、中国の25年のエンボディドインテリジェンス市場規模は52億9500万元にのぼり、世界の約27%を占める見込みだ。人型ロボットは82億3900万元で約50%。報告書の要旨は下記の通り。
産業チェーン川上・川下協同などの数々の要素の働きかけを受け、人型ロボット産業は24年より技術の進歩と革新が続き、市場規模が持続的に拡大し、応用シーンが絶えず拡大し、政策サポート及び資本投入が拡大し、国際協力及び交流が強化されるといった発展の流れを呈している。
人型ロボットとエンボディドインテリジェンスの進化が加速し、世界の科学技術イノベーションの重要分野になっている。世界の25年のエンボディドインテリジェンス市場規模は195億2500万元、30年は2326億3000万元で、年平均増加率は64.18%にのぼる見込みだ。これは自動化及び製造業が短期間内にエンボディドインテリジェンス市場の主な応用分野になるためで、これに設置数が持続的に増加する医療及び物流業界が続く。
人型ロボットは「人中心」の汎用キャリアとして、将来のスマート端末の中核的なインターフェースになる。中国は巨大な内需市場を利用し技術の弱点補強とサプライチェーンの自立化を加速すると同時に、シーン応用を通じ標準化の発言権を争奪することで、人型ロボットなどのエンボディドインテリジェンス分野で「一部リード」から「全面的なリード」への進化を実現するべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月16日
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