15日開幕の第137回中国輸出入商品交易会(広交会)の出展企業は約3万1000社で、うち輸出展は初めて3万社を突破。20万人以上の域外バイヤーが事前登録を行った。主催者の中国対外貿易センターのデータによると、第137回広交会の国家ハイテク、専精特新小巨人、製造業単一種目チャンピオンなどの称号を持つ出展企業は前回比20%増の9700社以上。広交会は「中国第一展」と呼ばれる、中国で歴史が最も長く規模が最大の総合性国際貿易祭典だ。
このほど複数の国際機関と経済・貿易専門家は、世界貿易の秩序が厳しい試練を迎えており、世界経済回復が遅れる可能性があると述べた。国際貿易情勢が荒れる中、広交会の多くの出展業者とバイヤーの双方向交流は十分に、中国の貿易の強靭性と自信を示している。
数多くの業者が集まる広交会は長期的に、中国の貿易の「バロメーター」「風見鶏」とされている。13日までに215の国及び地域の20万人以上の域外バイヤーが本広交会の事前登録を終えた。米国のウォルマートやターゲット、フランスのカルフールやアデオ、英国のテスコやキングフィッシャー 、ドイツのメトロやレーヴェなどの255の大手小売業者が出展を確認した。
中国対外貿易センターの張思洪副主任は、「域外バイヤーの事前登録数、ホテル予約数、フライト予約率などの指標を見ると、第137回広交会はバイヤーの数が増え質が上がる流れを保つ見通しだ」と述べた。
広交会は現在、より開放的な姿勢で開幕した。揺るぎなき姿勢で開放を拡大し世界各国と発展のチャンスを共有するという、中国の強いメッセージを発信した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月16日
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