カザフスタンの大学、研究機関、農場施設から、ウズベキスタン及びタジキスタンの綿紡績生産拠点に至るまで、中央アジア諸国と中国の農業協力は拡大の一途をたどり、より多くの人々に恩恵をもたらしている。
中国農業科学院農業情報研究所の代辛副所長は17日、「環球時報」の取材に対し、「綿花分野は両地域農業協力の代表例だ」と指摘。中央アジア地域は綿花の遺伝資源と栽培条件に優れる一方、生産用具・耕作技術で課題を抱えており、上海協力機構(SCO)や「一帯一路」イニシアティブなどの多国間協力プラットフォームを活用し、綿花栽培・加工技術などの協力を深めていると説明した。
同研究所の劉洪霞副研究員は同日の取材で、「中国とタジキスタンの綿紡績協力は成熟した成果を生んでいる」と強調。両国はタジキスタンに綿花栽培→収穫→加工→紡績→織布→プリント染色→縫製までの完全なサプライチェーンを構築した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月18日
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