中国国家発展改革委員会(発改委)政策研究室の李超副主任は26日の記者会見で、関係者の共同の努力のもと、中国の再生可能エネルギー利用は積極的な進展を遂げ、全国の再生可能エネルギー利用率は現在90%以上を維持していると説明した。李氏によると、今年5月末時点の中国の風力発電の設備容量は5億7千万キロワット、太陽光発電の設備容量は10億8千万キロワットに達し、全設備容量の45.7%を占め、すでに火力発電の設備容量の割合を上回っている。
中国はまた、エネルギーの需給統合にも力を入れている。需要面では、中国の電力需要側は柔軟な負荷リソースが豊富だ。中国は近年、需要応答型の長期的なメカニズムを整え続け、仮想発電所などの方式を通じて、需要側の各種リソースが再生可能エネルギーの出力変動調整に加わるよう積極的に誘導している。供給面では、充電インフラ整備を積極的に推進している。全国の充電インフラは現在すでに1400万台を超え、秩序ある充電を導くことで再生可能エネルギーの利用能力を高めている。同時に、国家発改委は関係部門と連携し、再生可能エネルギーの電力網接続価格の市場化改革を継続的に深化させ、電力資源の効率的な配分を促進し、再生可能エネルギー産業の健全かつ秩序ある発展を導いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月27日
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