中国A株市場の三大指数は3日に全面高となり、上海総合指数は年内最高値を更新した。深セン成分指数と創業板指数はいずれも1%以上の上昇を記録。A株市場の時価総額は過去最高を更新し、4営業日連続で100兆元以上を維持した。
市場全体では3200銘柄以上が上昇し、60銘柄以上がストップ高となった。PCB(プリント基板)、新薬、全固体電池、民生用電子機器などのセクターが活況を示した。取引高は1兆3300億元。
資金流入状況を見ると、市場ムードが回復し、上海・深セン300種指数(CSI300)の主力資金の純流入額が60億元を超え、大型株が資金から強い支持を受けた。
アナリストは、株式型投資信託の拡大、中長期資金の市場流入、政策ツールの後押しにより、A株市場の資金環境は安定を保ちつつ好転する傾向が続くと見ており、国内外の利下げ余地がA株市場の株価上昇を後押しすると分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月4日
![]() |
![]() |
![]() |