share

外国企業、CISCEで「中国のチェーン力」を実感

中国網日本語版  |  2025-07-18

外国企業、CISCEで「中国のチェーン力」を実感。

タグ:

発信時間:2025-07-18 15:51:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会(CISCE)で17日、南アフリカから訪れた2人の来場者が記者のインタビューに応じ、「中国には国際貿易に必要なすべてのものが揃っている」と話した。これは単なる賛辞ではなく、今回のCISCEに参加した多くの国際的な出展企業や来場者の共通認識だ。

CISCEは世界初のサプライチェーンをテーマとする国家レベルの展示会として、中国の完備されたサプライチェーンの強力な魅力と世界の産業チェーンの深い融合を最も直接的な方法で示している。

メキシコ出身のラモス氏は現在、住宅建設に従事している。今回のCISCEへの参加目的は、住宅建設やエコハウスに関する協力機会を探すことだという。彼は記者に対し、以前にも中国のサプライヤーと協力した経験があり、中国のサプライヤーは組織的で非常に規範的だと感じていると語った。

南アフリカの弁護士であるマシパ氏とムプティ氏はインタビューで、中国のサプライヤーは高品質な製品を提供できるだけでなく、非常に創造性に富んでいると評価した。中国のサプライヤーが技術面で優位性を持つため、双方の協力も非常にスムーズだという。彼らは、「世界の地政学的構造に現在変化が見られるものの、中国と南アフリカの関係は強化され続けている」と話した。将来の二国間関係への期待について、ムプティ氏は「農業、製造業、エンジニアリングなどの分野でより多くの貿易が行われることを望んでいる」と述べた。

米GEヘルスケア(GE医療)のブースには、多くの医療機器や部品が展示されている。同社によると、主要中国国内サプライヤーとのCISCEへの参加は今年で3年目だ。中国市場で販売中の全製品ラインナップに占める中国での研究開発の割合は50%を超え、中国国内での年間調達額は100億元近くに達する。

日本の家電・住宅設備プロバイダーであるパナソニックはCISCEに2回目の参加となった。関係者は、同社が中国で現在6千社以上のサプライヤーを有し、中国のサプライチェーンが持つ研究開発能力とスマート化能力を活用して研究開発とイノベーションを行っていることを明らかにした。また、パナソニックは中国市場を競争力向上に不可欠な一部と位置付けており、「中国市場の変化のスピードは非常に速く、中国での競争力を高めることで、世界市場でより大きな競争力を発揮できる」と述べた。

ハネウェル中国の余鋒総裁は記者に対し、中国の産業チェーンには3つの顕著な特徴があると語った。一つ目は「完全さ」で、中国は全世界で最も産業分類が完備された国であり、産業の支援能力が比較的高く、全ての分野で優れた企業がある。二つ目は「速さ」で、中国のサプライヤーは川上・川下のニーズに対して非常に迅速に対応できる。品質、コスト、納期、安全、その他の面において、要求があれば中国のサプライヤーが積極的に応える。三つ目は「エンジニアリング人材の優位性」で、中国では毎年数多くの優秀な卒業生が社会に出ている。人材の優位性が絶えず発揮されており、企業の技術革新を支える労働力基盤を提供している。ハネウェルは今年で3年連続の出展。今回のCISCEでは中国現地チームが開発した2つの新製品を初公開した。紹介によると、ハネウェルが出展した実物展示品の95%以上は中国チームによって中国市場のニーズに応じて現地で研究開発・製造されたものであり、中国市場での発展の決意を明確に示している。

その一方、多くの中国サプライヤーが海外進出を加速しており、これにより多くの外国企業が関連ビジネスの開拓に中国を訪れている。

セルビアの財務ソフトウェア企業に勤めるダルコ氏は、「私たちの製品は、海外で店舗を開きたいと考えている中国の小売業者にとって非常に役に立つ。彼らが現地のルールを理解する必要がある時、私たちがそれを支援できる。それが私たちが今回参加した主な理由だ」と語った。

今回の参加体験について、ダルコ氏は「少なくとも一度はこのような中国の展示会に参加して、中国を、中国の人々を、現地のビジネスを感じてから戦略を立てる。中国に来ず、現地の人々に会わず、彼らと話さなければ、何も成し遂げることはできないと思う。これが私が言いたいことだ」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月18日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで