中国物流・調達連合会が29日に発表したデータによると、上半期の中国の社会物流総額は安定増を維持し、需要構造の合理化も進んだ。
全国の今年上半期の社会物流総額(物流プロセスの実物商品価値の総和)は前年同期比5.6%増の171兆3千億元で、物流が経済発展を支える効果が依然として顕著だ。
物流需要の構造が持続的に改善。工業製品物流の全社会物流総額の増加に対する寄与率は85%に達し、工業経済の安定と産業チェーン・サプライチェーンの円滑化をしっかり支えている。新興産業の物流需要は力強い伸びを保っており、設備製造業とハイテク製造業の物流需要は前年比でそれぞれ10.9%、9.7%増。3Dプリンターや産業用ロボットの生産関連物流実物量は前年比20%超の大幅増となった。
消費物流需要が活発化。自動車、スマートフォン、家庭用洗濯機などの製品の物流実物量は、今年上半期に前年同期比で10%以上増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月31日
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