国家エネルギー局が7月31日に明らかにしたところによると、中国全国の今年上半期の再生可能エネルギー新規発電設備容量は前年同期比99.3%増の2億6800万キロワットで、新規発電設備容量全体の約91.5%を占めた。そのうち、水力発電は393万キロワット増、風力発電は5139万キロワット増、太陽光発電は2億1200万キロワット増、バイオマス発電は71万キロワット増となった。
国家エネルギー局新エネルギー・再生可能エネルギー司の潘慧敏副司長は同日開かれた国家エネルギー局の定例記者会見で、「我が国の再生可能エネルギー新規発電設備容量は引き続き新規発電設備容量全体で主体的地位を維持している」と強調した。
今年6月末現在、全国の再生可能エネルギー設備容量は前年同期比30.6%増の21億5900万キロワットに達し、中国の総設備容量の59.2%を占めた。そのうち、水力発電は4億4千万キロワット、風力発電は5億7300万キロワット、太陽光発電は11億キロワット、バイオマス発電は4700万キロワットだった。
また、再生可能エネルギーによる発電量は全国総発電量の4割近くに達し、同期の第三次産業電力消費量と都市・農村住民の生活電力消費量の合計を上回った。風力発電、太陽光発電の新規発電設備容量は全社会電力消費量の増加分を上回った。今年上半期の全国の再生可能エネルギーによる発電量は前年同期比15.6%増の1兆7993億キロワットで、全発電量の39.7%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月1日
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