中国国家統計局が10日に発表したデータによると、11月の消費が引き続き回復し、消費者物価指数(CPI)は前年同期比0.7%上昇した。上昇幅は前月より0.5ポイント拡大し、2024年3月以来の最高水準となった。食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは同1.2%上昇した。人民日報が伝えた。
CPIの上昇幅が拡大した主な原因は、食品価格が低下から上昇に転じたことにある。食品価格は前月の2.9%低下から0.2%上昇へと転じ、CPIに対する前年同期比の影響は前月の0.54ポイント低下から0.04ポイント上昇へと変化した。エネルギー価格は3.4%低下し、低下幅が前月より1.0ポイント拡大した。このうちガソリン価格の低下幅は7.5%に拡大した。食品とエネルギー価格を除いたコアCPIは前年同期比1.2%上昇し、上昇幅は3カ月連続で1%以上を維持した。サービス価格は0.7%上昇、エネルギーを除いた工業消費財価格は2.1%上昇、CPIをそれぞれ約0.29ポイント、0.53ポイント押し上げた。(編集JZ)
「人民網日本語版」2025年12月11日
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