2026年全国エネルギー活動会議が先ほど開催された。2025年及び「十四五」(第14次五カ年計画)のエネルギー活動が総括され、2026年の重点任務が決定した。会議では、エネルギーのグリーンで低炭素な転換を着実に推進することが強調された。また、新エネルギーの供給比率を持続的に引き上げ、年間で風力発電・太陽光発電の新規設備容量を2億kW以上増やし、重大水力発電プロジェクトを秩序立てて推進し、原子力発電を積極的かつ安全に秩序立てて発展させ、化石エネルギーのクリーンで効率的な利用を強化する。
2025年のエネルギー重点プロジェクト実行ベース投資額は3兆5400万元で、前年比11%増になる見込み。年間の風力発電・太陽光発電新規設備容量は約3億7千万kWで、利用率は94%以上を維持し、風力・太陽光発電の発電量は全国の電力消費量の約22%を占める見込み。非化石エネルギー消費比率は20%の目標を上回る。このデータは中国の新エネルギーの質の高い発展の成果を力強く示している。
「十四五」以降、中国のエネルギー転換の「緑の含有量」が増え続けている。中国は世界最大規模の電力インフラ体系を構築し、世界最大かつ最速で発展する再生可能エネルギー体系を構築し、世界最大かつ最も完全な新エネルギー産業チェーンを形成した。一方、社会全体のエネルギー利用の低炭素・グリーン化が大きな流れとなり、グリーン電力が社会全体の電力消費の4割弱を占めている。充電インフラが急速に発展し、新エネルギー自動車が急速に普及している。石油製品消費はすでに減少傾向にあり、石油消費のピークアウトが加速している。
「十四五」の終了と「十五五」(第15次五カ年計画)の開始という重要な節目に立ち、エネルギーは「緑」を追い「新」へと向かい続けている。「十五五計画」提案は、新エネルギー体系の建設の加速を提起した。新エネルギーの供給比率を持続的に引き上げ、化石エネルギーの安全で確実で秩序立てた代替を推進し、新電力システムの構築に力を入れ、エネルギー強国を建設する。先ほどの中央経済活動会議ではエネルギー強国建設の計画要綱が策定され、新エネルギー体系の建設を加速し、グリーン電力の応用を拡大することが決まった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年12月18日
|
|
![]() |