四川省成都市成華区駟馬橋街にある果物チェーンスーパーでは、ドリアンやマンゴスチン、リュウガンなどの果物がよく売れている。タイから輸入されたモントーン・ドリアンを選んでいた市民の李秀英さん(63)は、値札を見て「500グラムで24元(1元は約23.5円)!」と驚いていた。
1年前には、同じ品質のドリアンの同市内販売価格は500グラムあたり35元前後だった。「去年、孫がドリアンを食べたいというので1個買ったときは200元近くした」と話す李さんは、店員に向かって「こんなに安くなるなんて思いもしなかった」と笑顔を見せた。
成都市のトロピカルフルーツ市場に起きた新たな変化は、ある流通ルートと密接な関係がある。今年4月、中国・ラオス・タイを結ぶコールドチェーン列車の常態化した運行がスタートしたことで、ドリアンを輸入する際、輸送中のロスとコストをより低く抑えられるようになり、供給がより安定し、中国の消費者に安定的にドリアンを届けられるようになったのだ。
この列車は「コンテナ一貫輸送・全行程コールドチェーン」モデルを採用し、フレッシュフルーツを13度で定温管理することができる。スマート温度制御コンテナを使用することで、全行程にわたり温度と湿度をモニタリング・コントロールし、輸送中のロス率を3%以内に抑えることが可能になった。
果物をどこまで熟した段階で収穫するかは、輸送時間と密接に関わってくる。従来の輸送方式に比べ、この列車では輸送時間が1~2日間短くなるので、ドリアンを9割ほど熟した段階まで待って収穫し、最も食べ頃に消費者の手元に届けることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年5月29日
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