広東省深セン市では、ロボット体験店、科学技術館、ドローンテスト飛行拠点を代表とする科学技術シーンが今、従来の観光に代わって、同市を訪れる外国人観光客の人気を集めている。
深セン科学技術館には外国人の家族連れが数多く訪れ、中国の先端テクノロジーを理解するための窓口になっている。同館の鄭永春館長によると、海外からの来館者はピーク時には全体の約20%を占めるという。
科学技術館だけでなく、深セン市竜崗区にある世界初のロボット6S店(販売・部品・サービス・情報フィードバック・レンタル・カスタムメイド業務を提供する店舗)にも、連日多くの外国人観光客が来店する。観光客は次々にリアルタイム翻訳機能のある人工知能(AI)メガネをかけ、ロボットと双方向のやりとりをし、手を伸ばせば届きそうなリアルな感覚に大興奮の様子だ。
同店の責任者は、「夏休みシーズンは外国人観光客が来店者の3割強を占め、6割を超える時間帯もある。小型卓上ロボット、スマートウェアラブルデバイス、外骨格デバイス(パワードスーツ)などは、どれも外国人観光客に人気の製品だ。1万元(1元は約23.3円)以下の価格帯の製品では、消費者の30~40%を外国人客が占める」と説明した。
深センの科学技術イノベーション製品が世界で人気を集めるのに伴い、中国の産業見学ツアー、学習ツアーも外国人観光客の間で人気になった。同市光明区の医療機器メーカーの展示ホールには、外国人留学生が見学に訪れ、間近で中国智造(中国のスマート製造)の魅力を体感している。同市にある世紀假日旅行社の張彬・商品マネージャーは、「当社ではさまざまなファミリー向けツアー、学習を中心にしたツアー、産業訪問ツアー、小規模なオーダーメイドのレッスンなどを打ち出し、インバウンド観光業務が前年同期に比べて約30%増加した」と述べた。
こうした独特な文化観光資源によって、今年に入ってから、深セン市内の各出入国(境)検査所では通過者数が増え続けている。深セン出入境・国境総検査所のまとめた統計では、7月28日の時点で、西九龍駅の出入国(境)検査所を通過した外国人観光客は前年比で約34%増加して、延べ100万人を突破した。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年8月4日
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