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【中国経済FAQ】貿易黒字が3ヶ月連続で1000億ドル超、中国製品は世界を圧迫しているのか?

「人民網日本語版」  |  2026-09-02

【中国経済FAQ】貿易黒字が3ヶ月連続で1000億ドル超、中国製品は世界を圧迫しているのか?。

タグ:貿易 黒字 サプライチェーン

発信時間:2026-09-02 16:00:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 一部の海外メディアは先ごろ、中国の7月の輸出入統計を分析する中で、いわゆる中国の輸出が「急増」し、貿易黒字が3ヶ月連続で1000億ドル(1ドルは約160.3円)を超え、世界の他の地域に「圧迫」や「打撃」を与えていると喧伝した。この主張は一見根拠があるように見えるが、実際には、正しい統計を用いながら、誤った結論を導き出している。

 中国の月間貿易黒字が3ヶ月連続で1000億ドルを上回ったことは、確かに事実だ。こうした状況が生じた主な要因は、「一方が上昇し、もう一方が低下する」動きにある。

 一方では、輸出商品の価格が上昇している。昨年以来、中国の高付加価値輸出品の価格は著しく上昇している。例えば、今年上半期(1-6月)のストレージ部品の輸出額が前年同期比で113.2%増加し、太陽電池の輸出額が同19.6%増加した一方、重量ベースの輸出量は同1.9%減少した。したがって、貿易黒字が金額ベースで増加したからといって、必ずしも数量が前年同期比で増加したことを意味するわけではなく、ましてや「圧迫」や「ダンピング」を意味するものでもない。

 もう一方では、主要な輸入大口商品の価格が下落し続け、中国の輸入コストを押し下げている。例えば、最近の国際原油価格は1バレル126ドルの高値から80ドルを下回る水準まで下落した。輸入鉄鉱石の着地コストも1トン当たり30~70元(1元は約23.8円)低下した。国際市場では、液化石油ガス(LPG)や化学製品なども価格が下落している。

 国際的な需要や技術的価値を背景に高付加価値輸出製品の価格が上昇した一方で、国際的な大口商品の輸入価格が下落した。この二つの要因が相まって、中国の輸出入貿易における帳簿上の黒字が拡大したのである。

 実際問題として、中国との貿易関係を強化することは結局のところ脅威なのか、それとも機会なのかについては、現地の人々の実感が最も説得力を持つ。報道によると、今年7月、カナダでは雇用者数が「予想外に」7万5000人増加し、失業率は2年ぶりの低水準となった。外部では、その主要な要因は中国・カナダ貿易の大幅な回復にあると分析されている。カナダのブリティッシュコロンビア州では、今年1~7月の対中輸出が29%急増し、総額は52億カナダドル(1カナダドルは約114.93円)を突破した。その結果、同州における7月のフルタイム雇用3万2500人増につながり、製造業の雇用増加率は全国トップとなった。これと対照的に、米国・カナダ間の自動車サプライチェーンと深く結びついているオンタリオ州では、同月にフルタイム雇用が大幅に減少した。雇用が一方では増加し、一方では減少したことからも、中国との協力が雇用の安定と経済の安定にもたらす実効性が明確に見て取れる。

 中国は貿易黒字を意図的に追求したことはなく、常に輸出入の均衡ある発展を積極的に推進し、より開放的で、均衡が取れ、互恵・ウィンウィンな国際貿易構造の構築に尽力している。各国の優れた生産要素は、中国の産業チェーン・サプライチェーンの統合のもとで、その価値を最大化し、中国経済の安定的成長を支えるだけでなく、世界のサプライチェーンが円滑に機能するための重要な原動力となり、世界各国が中国の発展による恩恵を享受できるようにしている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2026年9月2日

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