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中国人大学生による北極観測計画が始動
発信時間: 2007-12-11 | チャイナネット

北極を照らす最初の春の光を見に行こう――中国人大学生による北極圏(スヴァールバル諸島)の観測活動計画が10日、正式に始動された。今回の観測活動は国際極年(2007~08年)にあたって中国とノルウェーが共同で企画した国際協力交流活動。観測隊のメンバーは中国全土の大学生のうちから選抜され、観測活動は来年2月28日から3月13日まで行われる予定だ。

観測隊メンバーの選抜作業は、全国を10選抜区に分けて行われる。極地に関する知識を試すネット上の統一テストで最初の選別が行われた後、英語能力測定や体力測定、心理テスト、テーマ制作などを経て、最終的に10人が選出される。

観測場所となるスヴァールバル諸島はノルウェー最北部の北緯74度から81度に位置する群島で、極地科学研究の世界的な拠点となっている。冬季に入った現在は昼間も日が射さない極夜(きょくや)が続いており、次の夜明けは来年3月8日ごろ。観測隊に選ばれた10人は、北極圏の島に訪れる最初の春の光を現地の人々と共に迎えることになる。

「人民網日本語版」2007年12月11日

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