38万キロ先の彼方、月探査衛星「嫦娥一号」から新年を祝って音声メッセージが届いた。「また新しい1年が始まる。東北から西南、草原から雪域まで、皆がすばらしい生活を送れるように」というメッセージの後に、「草原上昇起不落的太陽」と「青蔵高原」の曲が流れてきた。
国家航天局は31日、このメッセージを公開し、「嫦娥一号」の探査作業が極めて順調に進んでいることを発表した。「嫦娥一号」からはこれまでに、月面画像、月表面の元素などに関する400Gビット以上のデータが送られてきており、一部の成果を得たという。
「人民網日本語版」2008年1月2日