「嫦娥一号」から撮影された月の極地

japanese.china.org.cn  |  2008-02-01

「嫦娥一号」から撮影された月の極地。国防科学工業委員会は31日、「嫦娥一号」から撮影された月の極地の画像を公開した。中国にとってこうした画像を手にするのは初めて。国家宇宙飛行局のスポークスマンによると、「嫦娥一号」に搭載されているCCDカメラの撮影範囲は、月面の南、北緯70度以内に設定されていたが、1月4日から70度以上の地域をテスト撮影し、画質の良い画像を撮影することができた…

タグ:嫦娥一号

発信時間:2008-02-01 11:06:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

国防科学工業委員会は31日、「嫦娥一号」から撮影された月の極地の画像を公開した。中国にとってこうした画像を手にするのは初めて。

国家宇宙飛行局のスポークスマンによると、「嫦娥一号」に搭載されているCCDカメラの撮影範囲は、月面の南、北緯70度以内に設定されていたが、1月4日から70度以上の地域をテスト撮影し、画質の良い画像を撮影することができた。

現在「嫦娥一号」は、全方位の観測を行っている。1月28日からは衛星が傾斜して運行する状態に入り、2月21日には「嫦娥一号」にとって初めて月食を経験することになる。そのとき衛星は月食の影の部分に入り、備蓄されている電力だけで運行や温度を維持しなければならない。科学者たちはすでに詳しいマニュアルを作り、軌道を調整して、月食の影の地域の経由にかかる時間を3.5時間から2時間まで短縮し、月食期間の衛星の安全を確保している。

「チャイナネット」2008年2月1日

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