化学業界の安全基準「AQ3001―2005」がこのほど、国家品質監督検査検疫総局と国家基準化管理委員会が設立した2007年度「中国基準革新貢献賞」を受賞した。危険化学物質の貯蔵・輸送施設の抜本的安全保障を可能とする特別技術を国家生産安全基準体系に初めて取り入れた功績が評価された。安全基準が同賞を受賞したのは今回が初めて。

  全国化学品基準化技術委員会の趙志平・主任委員によると、同基準をパスした貯蔵・輸送設備は、燃焼性や爆発性の高い危険化学物質を扱う際に、発火・静電気発生・溶接不備・銃撃・衝突などの不慮の事故に見舞われても爆発しないという。

  「人民網日本語版」2008年2月5日