--中国は宇宙飛行大国にはまだ程遠いのか?
▽戚発ジン氏:
人工衛星、有人宇宙飛行、月探査の3分野において、中国は非常に大きな成績を収め、飛躍をし、諸事業は順調に始まった。この意味から言えば、中国は一流であり、世界の先進レベルに相当している。しかし、これらはすでに十数年前に行われていたことであり、中国は多くの時間の遅れをとっている。幸い、我々は比較的少ない費用と短い時間で急速な発展をしていることから、まもなく世界の先進レベルに接近するであろうと信じている。
▽欒恩傑氏:
大国であるかどうかは相対的なことで、年数の多い少ないだけで評価するのは正確ではなく、また、意味のないことだ。重要なことは差異がどこにあるか、どのように難題を克服するか、課題を如何に解決するかである。
▽顧逸東氏:
有人宇宙飛行の実現や宇宙観測の成功は、中国の科学技術の発展を裏付けるものであり、ハイテクノロジーや先端科学技術分野での成功は、中国の総合国力を体現するものでもある。
発展の段階にあわせた運搬手段が必要となる。宇宙飛行事業は単なる能力の競争ではなく、最終的には効果の競い合いだと私は考える。当然、良好な効果を得られる場合は、能力もまた必ずある。宇宙事業の目的性は明確であり、国民経済、社会発展の役立ち、科学技術を推進させるものだ。
「人民網日本語版」 2008年03月18日