ホーム>>文化>>科学技術
北京五輪の携帯テレビ戦争、DAB規格が参入
発信時間: 2008-03-25 | チャイナネット
  北京人民広播電台(ラジオ局)は23日、北京五輪開催期間中、同電台のデジタルオーディオ放送規格「DAB」(デジタルオーディオブロードキャスト)に基づくデジタルマルチメディア放送プラットフォームが、携帯テレビ向けに4つの五輪専用チャンネルと関連のデータサービスを放送することを明らかにした。専用チャンネルは無料で視聴できるという。中国新聞網が伝えた。

  これに先立ち、モバイルマルチメディア放送規格「CMMB」(チャイナモバイルマルチメディアブロードキャスティング)に基づく無料の携帯テレビサービスの実施が発表されており、両規格間に競争関係があることは明らかだ。だが同電台傘下の北京悦竜数字広播伝媒科技公司の秦学剛総経理(社長)は「DABとCMMBは相互に補完し合うもの。DABはすでに運営がスタートしており、CMMBも五輪前に正式に開通する見込みだ。技術的にみれば、両者を兼用することが可能だが、まだ兼用製品は発売されておらず、CMMBの発展を待つしかない」と話す。 

  「人民網日本語版」2008年3月24日
  関連記事

· 情報産業部:携帯の住所録フォーマット統一

· 中国携帯ゲーム市場、2010年に200億元規模に

· 春節連休、携帯ショートメッセージは170億通に

· 上海市、携帯電話を使って政府情報を提供

· 香港、携帯電話普及率152%に

  同コラムの最新記事

· 福建 10テラフロップのコンピュータセンターが成立

· 宇宙専門家「中国は世界の先進レベルに接近」

· 宇宙専門家「宇宙開発事業システムがほぼ確立」

· 宇宙専門家「中国の宇宙技術は自主開発」

· 新奥集団と上海交大、クリーンエネルギー開発で協力