現在、国内では携帯電話端末メーカー11社がTD-SCDMAのネットワーク業務許可証を取得している。3G業務の営業スポットにあったある資料によると、現在3G対応として認められている携帯電話端末は「中興U980」「三星L288」「LG-KD876」「新郵通N268」「海信T68」「聯想TD800」の6種類。うち販売価格が最も高いのは「中興U980」の3800元、最も安いのは1800元だ。
番号や端末を変える面倒さについて、営業スポット側は「電話番号の申請は数日内にできるようになる。5月になれば大量の番号が発行される」と説明するが、人々のTD携帯電話への渇望は弱まりそうにない。TD携帯電話を求めて早朝から列を作った人たちは、新しいものを体験したかっただけでなく、早期購入による割引やテレビ電話業務などが目当てだった。
テレビ電話業務は中国移動が中心となって進める業務で、今年8月の北京五輪開催期間にはTDユーザー向けに多様なサービスが提供される見込みだ。中国移動のTDネットワークでは毎秒384キロバイトのデータのダウンロードが可能で、現行のGネットワーク(GSMネットワーク)の毎秒20~30キロとは格段の差がある。
「人民網日本語版」2008年4月3日
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