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浦東の飛躍を支えた効率の高い「小政府」 |
発信時間: 2008-04-30 | チャイナネット |
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浦東新区が設立された当初、「小政府、大社会」(簡素な政府機構、発達した社会の公共サービス機構)という公共管理のモデルの模索が始まった。政府機構の設置は、今中央政府で行われている「大部制」とよく似ており、一つの機構が複数の機能を兼ねている。 浦東新区では13の「局」しかなく、上海のほかの区や県の半分だ。この18年の発展が示しているように、政府機構が少ないことで、公共サービスの量や質に影響を及ぼすことはない。 浦東新区の政府は、政府や社会、市場の関係をずっと模索しており、市場の分野では企業が主体で、行政の分野では政府が主体であるというふうに、政府の職能をはっきりと限定している。 企業にとって政府は、ふだん感じられない「透明人間」のようであり、企業が政府の助けを必要とする時だけ政府の姿が見える。浦東新区政府はこれからも引き続き、「小政府」を模索し続ける。 例えば政府機構の職能を整合した上で、地域の制限を打破して6つの「機能区」を設置し、都市部と農村部の一体化プロセスを加速させる。また新区政府は、社会サービス機構の発展の促進にも力をいれている。浦東のNGO、NPO、コミュニティボランティア組織は中国で最も発達していると言われ、中国最初の民間ボランティア組織や、最初の市民会館が全て浦東で登場した。この2つの組織は、社会サービスを直接引き受けており、政府が財政支援をしている。
「チャイナネット」2008年4月30日
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