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有人宇宙船「神舟七号」、生産段階の最終審査を通過
発信時間: 2008-07-02 | チャイナネット
  中国有人宇宙飛行プロジェクトの報道官は1日、有人宇宙船「神舟七号」と打ち上げに使われる「長征2Fロケット」がそれぞれ26日と27日に生産段階での最終審査を通過したことを発表した。安全性と信頼性の数値評価は前回の「神舟六号」をいずれも上回った。

  同報道官によると、「神舟七号」と「長征2Fロケット」は2年余りの努力を経て、研究開発と組み立て、チェック、システムの各項と全体のテストを完了した。宇宙船とロケットはそれぞれ7月上旬と8月初めに酒泉衛星打ち上げセンターに搬入される。神舟七号は生産段階から打ち上げ実施段階に入った。

  有人宇宙船「神舟七号」の任務は、乗組員による船外活動の技術の把握と革新をもたらすもの。「神舟六号」と比べると、技術の難度はより大きく、求められる信頼性もより高く、状況変化もより多様な任務となる。宇宙船の気密室は新たに自主開発されたもので、使用は今回が初めてだ。「神舟七号」の打ち上げは、中国の宇宙ステーション建設に向けて、技術的な土台を打ち固めるものとなる。(編集MA)

  「人民網日本語版」2008年7月2日
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