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選手村に見られる中国文化
発信時間: 2008-08-26 | チャイナネット

中国文化の美しさは「選手村」のいたるところで目にすることができる。団地の入口のドアの上に「国家オリンピック村」という金色の文字で書かれた赤い額がかかっており、その上には青銅のような中国風の彫刻の模様が施されている。スポーツ選手のマンションのメーン色は「北京の灰色」であり、1階には原木でつくられた塀がある。木製のベンチ、くり毛色の中国風のちょうちんのぶら下がった柱および竜の紋様を施した石の腰掛が青々とした芝生の中にあしらわれ、精緻で美しいが複雑なものではない。スイレン、ハスの花とアシの生えた池は静かな雰囲気をかもし出し、赤色の木の柱とガラスからなる亭は古風の素朴さと現代の美しさを兼ね備えている。

 

ノルウェースポーツ代表団の陸上競技種目の筋トレのコーチのアルナイス氏はオリンピック選手村の国際コーナーで記者に、自分は選手村の中国の風格が好き、北京も好きであり、ここ数日以来、すでに天壇を見学し、秀水街に行ってショッピングをし、「私は中国の文化を愛し、私はさらにより多くのところに行って見て回りたいと思っている」と語った。

 

選手村の中国語学習コーナー、民間手工芸品展示コーナーも人々を引き付けていた。「選手村」の中の中国民族民間手工芸品の製作と展示は数多くのスポーツ選手、コーチと役員を引きつけていた。哈亦琦さんの凧づくり、張俊顕さんのしんこ細工、張二林さんの切り紙細工など8人の著名な北京民間芸能人は、きわめて特色に富む作品で北京の民俗文化の魅力を提示していた。アメリカのライフル選手のマシュー・エモスさんと夫人のカトリーナさんはつねにここの手工芸品展示コーナーに姿を現わし、哈亦琦さんは夫妻と知り合いになり、そのため、エモスさんの試合における最後の1発が4.4輪となり、4位にランクされたことを聞いて、彼は非常に残念に思った。

 

源遠くして、流れ長しという中国の伝統的な飲食文化も選手村で喜ばれた。すべての選手は本場の中国料理を味わうことができ、なかでも、北京ダックは最も人気があり、一日で600羽も平らげられてしまう有り様であった。

 

オランダ・スポーツ代表団副団長は、北京の選手村は彼が見たことのある最もすばらしい選手村であり、中国の魅力を提示しているとともに、多様な文化を融合したものであり、「私たちのようなはるばるやって来たものにとっても少しも見知らぬものとは感じない」と語っている。

 

IOC会長のロゲ氏は、「2008年のオリンピックはハイクォリティーのスポーツの盛会であるばかりか、中国人民と世界人民の文化交流の舞台となるであろう」と語った。

 

「チャイナネット」2008年8月26日

 

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